Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

この人の、この1枚 『エアロスミス(Aerosmith)/ホンキン・オン・ボーボゥ(Honkin' on Bobo) 』

今日取り上げるこの1枚は『エアロスミス(Aerosmith)/ホンキン・オン・ボーボゥ(Honkin' on Bobo) 』です。 初版はハーモニカ付きCDでした。2004年、ライブまで含めると通算18枚目のアルバムとなります。 よりによって何で?という声が聞こえて来そ…

シンフォニック・メタル 『ラナ・レーン(Lana Lane)/バラード・コレクション(Ballad Collection)』

アメリカのプログレッシヴ・メタルの女性ヴォーカリスト『ラナ・レーン(Lana Lane)』です。プログレメタルというよりもシンフォニック・ロックとハードロックを織り交ぜた音楽で日本でも人気を得たシンガーです。 1995年に後に夫となるエリク・ノーラン…

アメリカ産メロハー『ディパーチャー(Departure)』

アメリカ東海岸の産業ロックバンドというかメロディアス・ハードロックバンド、『ディパーチャー(Departure)』です。バンド名もメンバー全員がジャーニーのファンということもあってジャーニーの大ヒットアルバムのタイトルにちなんで付けられた、いわばジャ…

ジャーニーから『バッド・イングリッシュ(Bad English)』へ

以前、『ハードライン(Hardline)』のことを書きましたが、肝心なその前身の『バッド・イングリッシュ(Bad English)』のことは書いていないことに気が付きました。遅ればせながらちょっとだけ書いてみたいと思います。 lynyrdburitto.hatenablog.com 『バッド…

フィンランド・メタル 『シナジー(Sinergy)』

フィンランドのヘヴィメタル・バンド『シナジー(Sinergy)』です。 女性シンガーキンバリー・ゴス(Kimberly Goss,vo)は韓国人の父親とドイツ人の母親を持ち、本人はアメリカ人です。アメリカ・テネシー州のとあるフェスティバルに参加したときにノルウェー人…

北欧メタル期待の星『ネイション(Nation)』

またまたスウェーデン・メタル『ネイション(Nation)』です。イングヴェイ・マルムスティーンにあこがれたギタリスト、ジョニー・ウリーンによって1990年に結成されたバンドです。 メンバーは ジョニー・ウリ―ン(Johnny Ohlin,g,key) アンデス・ウォルバ…

フィンランド・メロハー 『ネガティヴ(Negative)/ウォー・オブ・ラブ(War Of Love)』

フィンランド出身のメロハーバンド『ネガティヴ(Negative)』です。フィンランドと言えば、やはりハノイ・ロックスでしょうか。その他にもソナタ・アークティカ、ストラトヴァリウス、ナイトウィッシュ、シナジー、ローディなどなど私の好きなバンドが目白押…

史上最強馬 ディープインパクト

長い競馬観戦の歴史の中で、私が最強と思う馬は無敗の3冠馬であるシンボリルドルフとディープインパクトでしょう。どちらも甲乙つけがたい強さを持っていました。 シンボリルドルフは先行抜けだしの、安定感抜群の優等生的競走馬でした。その分競馬でのハラ…

この人の、この1枚 『トライアンフ(Triunph)/ジャスト・ア・ゲーム(Just A Game)』

カナダのスリーピース、ハードロックバンド『トライアンフ(Triunph)』です。結成は1975年です。 メンバーは リック・エメット(Rick Emmet,g,vo) マイク・レヴィン(Mike Levine,b,key) ギル・ムーア(Gil Moore,ds,vo) の3人編成です。ちょっと変わってい…

テイエムオペラオーの快進撃は

2000年はテイエムオペラオーの快進撃で幕を開けました。 その前年の4歳(当時の馬齢)クラシック戦線は皐月賞がテイエムオペラオー、日本ダービーがアドマイヤベガ、そして菊花賞がナリタトップロードでした。 テイエムオペラオーは皐月賞を勝っていま…

この人の、この1枚 『ハートランド(Heartland)/ホエン・エンジェル・コール(When Angels Call)』

以前紹介しました『ヴァージニア・ウルフ』のヴォーカリスト、クリス・ウィーズイ(Chris Ousey,vo)がゲイリー・シャープらと1990年に結成したバンドが『ハートランド』です。その後、セカンドアルバムリリース後、ゲイリー・シャープが抜け、代わりにス…

スペシャルウィーク VS セイウンスカイ

1998年の4歳牡馬のクラシックは横山典弘セイウンスカイと武豊スペシャルウィークの戦いになりました。 スペシャルウィークは3歳の11月、阪神の新馬戦で勝ち上がります。続く500万特別は2着でしたが、きさらぎ賞を1番人気で勝ち弥生賞を目指し東…

この人の、この1枚 『タリスマン(Talisman)/タリスマン(Talisman)』

スウェーデンのメロハー・バンド、『タリスマン(Talisman)』の幻のファーストアルバムです。 『タリスマン』はイングウェイ・マルムスティーンのバンド『ライジング・フォース(Rising Force)』のベーシスト、マルセル・ヤコブ(Marcel Jacob)が中心となって結…

人気薄での2冠達成! サニーブライアン

1997年のクラシックは以前の記事で紹介した1981年の皐月賞、日本ダービーの2冠を達成したカツトップエースによく似た馬が登場し結果的にはこの年の4歳馬の主役になりました。 その馬はサニーブライアンです。ブライアンズタイムにスイフトスワロー…

映画『ルイの9番目の人生』を観る

昨日のキネ旬シアターは『ルイの9番目の人生』でした。 監督:アレクサンドル・アジャ 主演:ジェイミー・ドーナン、サラ・ガドン、アーロン・ポール、エイダン・ロング ワース 制作:2016年 カナダ、イギリス、アメリカ(2018年公開 日本) 同名小…

奇跡のダービー制覇 フサイチコンコルド

誰もがその目を疑った瞬間でした。1996年の日本ダービー東京優駿での出来事です。 僅か2戦のキャリアでダービーに臨んできたフサイチコンコルドが勝ってしまったのです。 フサイチコンコルドはカーリアンとバレークイーンの仔で、体質が弱くデビューも…

どっこい生きていたブルースロック 『シンデレラ(Cinderella)』

『シンデレラ(Cinderella)』はややもするとヘヴィメタルで一括りにされている記述をよく見かけますが、どっこい彼らはれっきとしたブルースロック、ロックンロールバンドです。 彼らのセカンドアルバムで驚かされて、サードアルバムでさらにぶっ飛んでしま…

10年ぶりの三冠馬 ナリタブライアン

1994年の4歳クラシックはナリタブライアンに始まりナリタブライアンで終わりました。 ナリタブライアンは1993年8月の函館の新馬戦でデビューしました。前年の菊花賞馬で年度代表馬のビワハヤヒデの半弟ということもあって、2番人気に押されました…

この人の、この1枚 『グレイト・ホワイト(Great White)/トゥワイス・シャイ(Twice Shy)』

グレイト・ホワイト(Great White)はL.Aメタル盛んなりし1980年代前半に結成されたグループですが、流行りのL.Aメタルとは明らかに一線を画していました。というのは彼らの根底にはブルースがありました。ブルースに根差した骨太のハードロックです。 バ…

トレイダー・ホーン(Trader Horn)が残した、たった1枚のアルバム

今日も昨日に引き続きブリティッシュ・トラッドフォークです。 1969年、ヴァン・モリソン(Van Morrison)率いる『ゼム(Them)』のキーボード奏者だったジャッキー・マコーリー(Jackie McAuley,g,key,vo,mandolin)と『フェアポート・コンベンション』の初代…

1993年、3強対決は!

1993年のクラシック戦線は3強対決に沸きました。 ウイニングチケット、ビワハヤヒデ、ナリタタイシンの3頭です。鞍上もそれぞれ途中からですが柴田政人、岡部幸雄、武豊と当時を代表する騎手でした。 まずはウイニングチケットとナリタタイシンの対決…

『スティーライ・スパン(Steeleye Span)』と『マディ・プライアー(Maddy Prior)』

フェアポート・コンベンションと並んでブリティッシュ・フォークロックの代表選手である『スティーライ・スパン(Steeleye Span)』について書いてみたいと思います。 初期のスティーライ・スパンはフェアポート・コンベンションよりもトラディショナルに傾倒…

ミホノブルボンVSライスシャワー、そして結末は

1992年の牡馬クラシック戦線は短距離血統の格安馬ミホノブルボンの快進撃で始まりました。前年の朝日杯3歳ステークスを単勝1.5倍の超人気で勝ち3連勝で最優秀3歳牡馬に選出されました。 明けて4歳になって4カ月の休養を挟んで皐月賞トライアル、…

その後のスティーヴ・ミラー(Steve Miller)

もう随分前になりますが、スティーヴ・ミラー(Steve Miller)のブルース・ロック時代の記事を若干書きましたが、それ以後についてはまだ書けていませんでした。 lynyrdburitto.hatenablog.com スティーヴ・ミラーは新譜が発売になるたびに購入する私のフェヴ…

親子2代の三冠制覇はなったのか?

1991年の牡馬クラシック戦線は前年の朝日杯3歳ステークスを勝って最優秀3歳牡馬に輝いたリンドシェーバーが、同じく阪神3歳ステークスを勝って最優秀3歳牡馬の座を争ったイブキマイカグラに弥生賞で敗れ、なおかつ骨折が判明しそのまま引退となって…

映画『早春(Deep End)』を観る

昨日のキネ旬シアターは『早春』でした。『早春』といっても小津安二郎監督作品ではありません。 監督:イエジー・スコリモフスキ 主演:ジョン・モルダー=ブラウン、ジェーン・アッシャー 制作:イギリス、西ドイツ合作 1970年公開(日本公開は197…

悲しい結末 ダービー馬アイネスフウジン

1990年、オグリキャップの人気に沸く中央競馬界。この年の4歳クラシック戦線もそのオグリキャップ人気にあやかって、盛り上がりました。 その主役は前年の朝日杯3歳ステークスを制し、最優秀3歳牡馬に選ばれたアイネスフウジン。アンバーシャダイの産…

この人の、この1枚 『ボニー・レイット(Bonnie Raitt)/ニック・オブ・タイム(Nick Of Time) 』

ブルース・シンガー兼ギタリストとして1971年にデビューした『ボニー・レイット(Bonnie Raitt)』。 デビューアルバムの『Bonnie Raytt』は日本では発売されず、2作目の『Give It Up』が日本でのデビュー作となりました。 ファーストアルバムはブルース…

芦毛対決は!タマモクロスとオグリキャップ

私が芦毛馬と聞いてすぐ頭に浮かぶのは、シービークロス、メジロティターン、メジロマックイーン、ウィナーズサークル、クロフネ、最近ではゴールドシップあたりでしょうか。しかし忘れてならないのはやはりタマモクロスとオグリキャップでしょう。 1988…

極上のメロディー・メーカー『トッド・ラングレン(Todd Rundgren)/Something/Anyting?』

アメリカはペンシルヴェニア州出身のマルチロックミュージシャン、『トッド・ラングレン(Todd Rundgren)』。生まれは1948年ですから現在69歳です。 トッドはミュージシャンとしても有名ですが、プロデュースやミキシングでも数多くのアーティストを手…