Flying Skynyrdのブログ

映画や音楽、本についての雑文

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

この人の、この1枚『ジャミング・ウィズ・エドワード(Jamming With Edward)』

今日の「この人の、この1枚」は『ジャミング・ウィズ・エドワード(Jamming With Edward)』です。 エドワードとはピアニストのニッキー・ホプキンス(Nicky Hopkins)のあだ名です。 ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)のメンバーの3人、ミック・ジ…

映画 『コリーニ事件』を観る

昨日のキネ旬シアターは『コリーニ事件』でした。 監督:マルコ・クロイツパイントナー 原作:フェルディナント・フォン・シーラッハ 主演:エリアス・ムバレク 、フランコ・ネロ 製作:2019年 ドイツ 2020年 日本公開 ドイツの著名な弁護士フェルデ…

この人の、この1枚『ピート・タウンゼント(Pete Townshend)/エンプティ・グラス(Empty Glass)』

今日の「この人の、この1枚」はピート・タウンゼント(Pete Townshend)の『エンプティ・グラス(Empty Glass)』です。 ピート・タウンゼントはご承知の通りザ・フー(The Who)のリーダーです。 lynyrdburitto.hatenablog.com ピートはザ・フーの活動の傍ら、ソ…

この人の、この1枚『シー・レヴェル(Sea Level)/荒海(Sea Level)』

今日の「この人の、この1枚」はシー・レヴェル(Sea Level)のファースト・アルバム『荒海(Sea Level)』です。 シー・レヴェルは1976年にオールマン・ブラザーズ・バンド(The Allman Brothers Band)が最初の解散をしたときに、残った3人のメンバー、チャ…

この人の、この1枚『イアン & シルヴィア(Ian & Sylvia)/朝の雨(Early Mornig Way)』

今日の「この人の、この1枚」はイアン & シルヴィア(Ian & Sylvia)の『朝の雨(Early Mornig Way)』です。 フィル・オクス、ピーター・ポール & マリーと続いたら、この人たちを書かねばなりません。 カナダ人のイアン・タイソン(Ian Tyson)とシルヴィア・フ…

訃報:ジュリエット・グレコを偲んで 『枯葉』の聴き比べ

今朝の新聞でフランスのシャンソン歌手ジュリエット・グレコが亡くなったのを知りました。93歳でした。老衰だったそうです。 私などシャンソンに詳しくない者でも、ジュリエット・グレコと言えば『枯葉』や『パリの空の下』が浮かんできます。 ということ…

聴き比べ タイガースとローラーズ『銀河のロマンス』

今日の「聴き比べ」はまたまたGSソング、『銀河のロマンス』です。ザ・タイガースの1968年、5枚目のシングル『花の首飾り』のB面に収録された曲です。『花の首飾り』はトッポこと加橋かつみが初めてリードヴォーカルを執った曲で、当初はB面でした…

聴き比べ タイガースとキャンディーズ『落ち葉の物語』

今日の「聴き比べ」はまたしてもGSソング、『落ち葉の物語』です。ザ・タイガースの曲です。大ヒット曲『君だけに愛を』のB面に収録された曲です。 『君だけに愛を』は4枚目のシングルで、この頃にはタイガースの絶頂期でした。私の記憶が正しければ、『…

この人の、この1枚『ピーター・ポール&マリー(Peter, Paul and Mary)/ピーター・ポール&マリー』

今日の「この人の、この1枚」はピーター・ポール&マリー(Peter, Paul and Mary)の『ピーター・ポール&マリー(Peter, Paul and Mary)』です。 ピーター・ポール&マリー(以下、PPM)は1961年結成のフォーク・トリオです。アメリカのフォーク・リヴァイ…

この人の、この1枚『マッギン・クラーク&ヒルマン(McGuinn, Clark & Hillman)/McGuinn, Clark & Hillman』

今日の「この人の、この1枚」はマッギン・クラーク&ヒルマン(McGuinn, Clark & Hillman)の『マッギン・クラーク&ヒルマン(McGuinn, Clark & Hillman)』です。 この3人はザ・バーズ(The Byrds)のオリジナルメンバーです。この3人が顔を揃えるのは1973…

この人の、この1枚『フィル・オクス(Phil Ochs)/Pleasures of the Harbor』

今日の「この人の、この1枚」はフィル・オクス(Phil Ochs)の『Pleasures of the Harbor』です。 フィル・オクスと言っても今ではピンと来る人も少なくなったかもしれません。1960年代前半、ピーター・ポール&マリーやジョーン・バエズ、トム・パクスト…

この人の、この1枚『ピーター・トッシュ(Peter Tosh)/解禁せよ(Legalize It)』

今日の「この人の、この1枚」はピーター・トッシュ(Peter Tosh)の『解禁せよ(Legalize It)』です。 レゲエ・ミュージシャンはこれまでボブ・マーリー(Bob Merley)、ジミー・クリフ(Jimmy Cliff)と書いてきたので、ピーター・トッシュのことを書かないわけに…

この人の、この1枚『パブロ・クルーズ(Pablo Cruise)/絆(Lifeline)』

今日の「この人の、この1枚」はパブロ・クルーズ(Pablo Cruise)の『絆(Lifeline)』です。 パブロ・クルーズは1973年にサンフランシスコで結成されたバンドです。メンバーはストーングラウンド(Stoneground)の元メンバー、デヴィッド・ジェンキンス(Davi…

聴き比べ ボブ・ディラン(Bob Dylan)『くよくよするなよ(Don't Think Twice, It's All Right)』

今日の「聴き比べ」はまたまたボブ・ディラン(Bob Dylan)です。曲は『くよくよするなよ(Don't Think Twice, It's All Right)』です。 この曲も1963年のセカンド・アルバム『フリーホイーリン・ボブ・ディラン(The Freewheelin' Bob Dylan)』に収録された…

聴き比べ ボブ・ディランの『北国の少女(Girl from the North Country)』

今日の「聴き比べ」はまたしてもボブ・ディラン(Bob Dylan)です。曲は『北国の少女(Girl from the North Country)』です。 この曲はディランのセカンド・アルバム『フリー・ホイリーン(The Freewheelin' Bob Dylan)』に収録された曲です。ディランのラヴソン…

小説『新月譚』を読む

久しぶりの読書記事です。貫井徳郎の『新月譚』です。 この作家の作品はもう何冊になったでしょう。結構な数を読みました。忘れないうちに書いておきます。 新月譚 (文春文庫) 作者:貫井徳郎 発売日: 2015/06/19 メディア: Kindle版 ザックリとしたあらすじ…

この人の、この1枚『レオ・コッケ(Leo Kottke)/アイス・ウォーター(Ice Water)』

今日の「この人の、この1枚」はレオ・コッケ(Leo Kottke)の『アイス・ウォーター(Ice Water)』です。 レオ・コッケは1945年、ジョージア生まれのギタリストです。小さいころからミシシッピ・ジョン・ハートなどブルースを聴き影響を受けました。彼の左…

この人の、この1枚『ライトハウス(Lighthouse)/ライヴ!(Live !)』

今日の「この人の、この1枚」はライトハウス(Lighthouse)の2枚組の『ライヴ!(Live !)』です。 ライトハウスはカナダ出身のブラス・ロックバンドです。日本では同じブラス・ロックでもシカゴやBSTほどの人気も知名度もなかったと思います。 結成は19…

マーク・ジョーダン(Marc Jordan)? 忘れてた!

今日の「この人の、この1枚」はマーク・ジョーダン(Marc Jordan)の『ブルー・デザート(Blue Desert)』です。 生前整理中に出てきたレコードです。見た瞬間、???でした。解説などを呼んでいくうちに思い出しました。リリースが1979年になっています。…

この人の、この1枚 『マーク=アーモンド(Mark-Almond)/ 心に…(To The Heart)』

今日の「この人の、この1枚」はマーク=アーモンド(Mark-Almond)の『To The Heart 』です。 マーク=アーモンドはジョン・マーク(Jon Mark)とジョニー・アーモンド(Johnny Almond)が結成したデュオです。 二人はそれぞれ別々の音楽活動をしていました。ジョ…

聴き比べ テンプターズとMI-KE『エメラルドの伝説』& 訃報

今日の「聴き比べ」は『エメラルドの伝説』です。またまたGSソングです。 1968年のザ・テンプターズの大ヒット曲です。テンプターズはデビュー曲『忘れ得ぬ君』がヒットし、続く『神様お願い』もヒット。これでテンプターズはタイガースのライバルに上…

聴き比べ 『スワンの涙』

今日の「聴き比べ」は1968年のグループ・サウンズ、オックスのヒット曲『スワンの涙』です。 GSの曲も随分聴き比べしましたが、今日はあの失神野郎、オックスです。 オックスと言えば『失神グループ』が代名詞のようなグループでした。赤松愛と野口ヒ…

映画『その手に触れるまで』を観る

昨日のキネ旬シアターは『その手に触れるまで』でした。 監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ、リュック・ダルデンヌ 主演:イディル・ベン・アディ、オリヴィエ・ボノー、ミリエム・アケディウ 製作:2019年 ベルギー・フランス 2020年日本公開 ベ…

この人の、この1枚 『マンフレッド・マンズ・アース・バンド(Manfred Mann's Earth Band)/静かなる叫び(The Roaring Silence))』

今日の「この人の、この1枚」はマンフレッド・マンズ・アース・バンド(Manfred Mann's Earth Band)の『静かなる叫び(The Roaring Silence))』です。 マンフレッド・マンズ・アース・バンドはマンフレッド・マン(Manfred Mann)が1971年に結成したイギリ…

聴き比べ 『無法松の一生(度胸千両入り)』

今日の聴き比べは『無法松の一生(度胸千両入り)』です。 もちろん、村田英雄の歌唱で有名です。 『無法松の一生』とは元は岩下俊作の小説を映画化して有名になった話です。荒くれ者の人力車夫・富岡松五郎とその恩人とその家族との交流を描いた話です。 何…

この人の、この1枚 『ロギンス & メッシーナ(Roggins & Messina)/フィナーレ(Finale)』

今日の「この人の、この1枚」はロギンス & メッシーナ(Roggins & Messina)の『フィナーレ(Finale)』です。 このアルバムはロギンス & メッシーナ(以下、ロギメナ)の8枚目のアルバムにして最後のアルバムになります。しかも2枚組のライヴアルバムとなり…

この人の、この1枚 『ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)/ブルー(Blue)』

今日の「この人の、この1枚」はジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)の名盤として誉れ高いアルバム『ブルー(Blue)』です。 ジョニ・ミッチェルについては書いたつもりでいましたが、「聴き比べ」や他のミュージシャンの記事の時に登場していたのを勘違いして…

聴き比べ ボブ・ディランの『我が道を行く(Most Likely You Go Your Way (And I’ll Go Mine) )』

今日の「聴き比べ」はまたまたボブ・ディラン(Bob Dylan)です。今回は『我が道を行く(Most Likely You Go Your Way (And I’ll Go Mine) )』です。 この曲は1966年の7枚目のアルバム『Blonde on Blonde』に収録されました。このアルバムはいわゆるディラ…

聴き比べ ボブ・ディランの『マギーズ・ファーム(Maggie's Farm)』

今日の「聴き比べ」はボブ・ディラン(Bob Dylan )の『マギーズ・ファーム(Maggie's Farm)』です。 この曲は1965年にリリースされたディランの5枚目のアルバム『Bringing It All Back Home』に収録された曲です。シングルカットもされヒットしました。 …

映画『幸せへのまわり道』を観る

昨日のキネ旬シアターは『幸せへのまわり道』でした。 監督:マリエル・ヘラー 主演:マシュー・リス、トム・ハンクス 製作:2019年 アメリカ合衆国 2020年 日本公開 実話をもとにしたヒューマンドラマです。トム・ハンクス演じるフレッド・ロジャー…